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皆様こんばんは！

注文住宅を検討する際にキッチンや床の素材で大理石という言葉をよく耳にするかと思います。

今回はその大理石の種類と特徴についてご紹介したいと思います！

大理石には3種類あります。

天然大理石・人造大理石・人工大理石です。

天然大理石とは…石灰岩が変質して結晶した岩石でその自然岩を採石し加工したものです。

その重厚感や高級感は人工物では出せない魅力があります。

光沢や美しい斑紋があり、ギリシャのパルテノン神殿やインドのタージマハル、ローマのコロッセオなど古代から建築に使われてきた石材です。

石材の中では軟質で加工や運搬にコストがかかる為他の大理石と比べると飛び抜けて高価になってしまいます。

また、水が染み込みやすくシミになりやすいデメリットがあります。

人造大理石とは…大理石を砕いて他の石材のチップと混ぜてセメントやレジンで固めたものを言い、「テラゾー」と呼ばれることも多いです。

天然大理石より安価の上、天然大理石が持つ高級感のある風合いを演出できるのが特徴です。

また、加工方法によっては高強度・高耐性をもつ人造大理石も作成できます。

ただ、天然大理石を素材に使用しているため仕上げに研磨作業が必要なため、まずまずの値段となっています。

人工大理石とは…名前に大理石と入ってるものの、実際は一切大理石を使っていません。

アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材で、大理石に似た質感と見た目を持ち合わせています。

他の大理石と比べて加工しやすく量産も可能なためコストパフォーマンスに優れています。

また着色もしやすい為、デザインが豊富で幅広い用途に使えるのもメリットの一つです。

特に水に強いのも特徴で、お風呂やキッチンなど水回りに選ばれることが多いです。

ただ、天然大理石と比べて柔らかく傷つきやすいという欠点もあります。

また、主成分が樹脂のため大理石ならではの重厚感・高級感といった風合いを出すのが難しく、重厚感・高級感を気にいられた方にはオススメできません。

大理石をご検討されているお客様がいる際には、

私たち建築士がお客様のご要望やご相談に寄り添ったお家づくりをサポートしますので

ご興味をお持ちいただいた方はお気軽にご相談いただければと思います。