ブログ

皆さんはインターネットで施工例の写真を見たり、友人の家やモデルハウスに足を運んだ時、どんな家に心惹かれるでしょうか？

今回は建築士がオススメする内装建材、壁面タイルについてお話いたします♪

皆さんタイルをよくご検討されると思いますが、最初にメリットとデメリットから把握をしておきましょう♪

メリット：

• 耐久性が高く劣化が少ないこと
• 水・油に強く、お手入れが楽であること
• 機能性のあるタイルが多く+αの効果で快適になる
• デザインのバリエーションが豊かであること

デメリット：

• 強い衝撃に弱く、割れてしまう恐れがあること
• 貼り方によって施工業者のムラが出やすい
• 施工費が割高である

タイルの特徴を把握することでデザインだけではなく、機能的な観点から場所の選定、商品の選定を行うことができます。

ここからは建築士がよくタイルを使用する箇所とおすすめのメーカー、品番をご紹介いたします♪

1．TV背面

TV背面はLDKの顔となるため重要な箇所になります。素材を変えデザインのアクセントとしたり、高級感を演出し部屋全体の雰囲気を作るようにしています。

普段は間接照明とセットで考えることが多く、施工範囲も広いですので小さいタイルで目地がうるさくならないようシンプルな大判タイルをおススメしています。

　　①ピエトラソーニ/PAN-U8010～8050/600×300平目/名古屋モザイク

　　　大判タイルでは珍しく機能付きでPROTECTという抗菌効果がある商品。

　　　タイルのムラ感が綺麗でスタイリッシュながらLDKに高級感を与えてくれる。

　　​​②モトリー/MTY-3060-OD/600×300/平田タイル

　　　シンプルながら自然な石材の表情が出ている。

　　　主張は少ないが石の存在感がLDKの雰囲気をつくりだす。

　　③ブラジリアンスレート/DTL-630 BRA-21,22/LIXIL

　　　モルタルのようなマットな雰囲気と自然石特有の質感を持ったタイル。

　　　モダンな空間、和の空間と幅広く合わせられるシンプルなデザイン。

2．造作洗面立ち上がり部

造作洗面は水を扱うため、実用性も加味しながら決めていきたいものです。

タイルの中でも水を吸いにくい磁器質タイル（A1類・B1類）、釉薬が施された防水タイルの中から選びましょう。またお手入れがしやすいよう凹凸感のないものを選ぶのもポイントの1つです。

造作洗面台をモルタル調や木目調、ホワイト色で選定することをオススメすることが多く、タイルをアクセントで鮮やかな色にしたり、四角以外の形を変えるご提案をよくしております、

　　①クラルテ/CLA-200～600/150×75/名古屋モザイク

　　　釉薬を施した防水タイル。

　　　選べる柄のバリエーションが多く、シンプルでお手入れがしやすいため人気のタイル。

　　②アルヴェアーレ/ALVE-B、C、G/145×168/平田タイル

　　　BⅠ類の磁器質タイル。

　　　洗練されたスタイリッシュなカラー展開。

　　　柔らかい印象のヘキサゴンタイルが印象的なシリーズ。

　　③フォグボーダー/DTL-2330P1 FGB-1～5 /227×270/LIXIL

　　　B1類磁器質タイルかつ釉薬が施された防水タイル。

　　　縦貼り、横貼りと違う表情を見せてくれるスタイリッシュなタイル。

　　④ジェネシス/GNS-613Z /65×132/平田タイル

　　　B3類陶器質タイルかつ釉薬が施された防水タイル。

　　　シンプルかつトレンドである褪せたお色味が特徴のシリーズ。

　　　上記のお写真はこの商品を使用しています♪

今回は2つの施工箇所とオススメメーカー、品番をご紹介しましたがいかがだったでしょうか？

上記のタイルを参考に機能面と自分好みのデザイン両方の面で楽しみながらタイルを選定してみてください♪　　　　　　　　　　　　　　　　

弊社おうちLABOでは細部にいたるまでデザインのご相談を承ることができ、知識に長けているスタッフが多くおりますので、ご興味ある方はぜひご相談くださいませ♪