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2023/07/07

おしゃれな外観の作り方~外観は屋根で魅せる~

おしゃれな外観の作り方~外観は屋根で魅せる~ 画像

家の印象を決める構成要素の一つに屋根があります。

屋根の素材や形状などによって外観のテイストや家の顔が大きく変わってくるので屋根は間取りや動線同様に大事な要素になってきます。

そこで今回は住宅でよく使われる屋根の形状別にメリット・デメリットついてご紹介していきます!

①寄棟(よせむね)

棟から軒先に向かって4方向に勾配がある屋根のことをいいます。

【メリット】

・4方向に軒を出すことで全ての面の外壁を守ることができるとともに、日差しも防ぐことができるため、建物全体の耐久性に優れる。

・4方向とも同じ勾配で屋根がかかるためどの方向から見てもバランスの良い外観を作ることができる。

・建物の中心付近から4方向に屋根が下っているため全体的に高さを抑えた建物とすることができ、斜線制限という高さの制限の厳しい場所でも建てやすい。

【デメリット】

・全体的な建物高さが抑えられるため、小屋裏スペースが小さくなってしまう。

・4方向に屋根が下ることで各方位の屋根面積が小さくなるため、太陽光発電パネルを設置する場合の面積が少なくなってしまう。

②切妻(きりづま)

棟から軒先に向かって2方向に勾配がある屋根のことをいいます。日本で最も多く見られる屋根形状と言われています。

【メリット】

・2方向に下る屋根のため、南に面する部分を多く確保でき太陽光発電パネルが設置しやすい

・日本で最も採用されている屋根形状のため使用できる屋根材の種類が豊富。

・小屋裏が確保しやすく、軒先換気と棟換気を組み合わせることで通風も確保しやすい。

【デメリット】

・軒のついていない部分に直射日光や雨が当たりやすく外壁面が守られない。

・建売等にも多く使用されているため外観で個性が出しにくい。

③片流れ

1方向に勾配がある屋根のことをいいます。寄棟や切妻と比べてもシンプルでデザイン性が高いのが特徴です。

【メリット】

・全ての面を南に面することができるので太陽光発電パネルを設置しやすい。

・小屋裏収納やロフトを設けやすい。

・平屋や2階リビングの場合勾配天井にすることで開放感のある空間を作りやすい。

【デメリット】

・軒のついていない部分の外壁面が日射や雨から守られない。

・寄棟、切妻と比べて雨漏れリスクが高い。

④キューブ(陸屋根)

軒の出がほとんどなく、屋根の周囲にパラペットという部材を取り付けるため四角に見える外観が特徴です。

【メリット】

・スタイリッシュでモダンなデザインなため、

・比較的凹凸の少ない建物形状になるため、構造的にも安定し、断熱性能も確保できる。

【デメリット】

・軒がほとんどない為、雨や日射の影響を受けやすい。

おうちLABOでは建築士がお客様のお好みに合わせて様々な形状の屋根をご提案しております。

モダンや洋風、和洋折衷等ご希望のイメージを形にするお手伝いをしておりますので、気になった方はぜひ一度ご相談にいらしてみてはいかがでしょうか♪

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